こんにちは、andfujiizaki一級建築士事務所の井崎恵です。
今日は、気持ちの良い晴天。
街の色づいた葉が少しずつ落ち始め、
冬がもうすぐそこに来ているのを感じる今日この頃、さむくなりましたね。
さて、今日は建築家の仕事の一部をご紹介したいと思います。
建築図面には、設計図と施工図があるというのは皆さまご存じでしょうか。
設計図は、私たち設計者が作成する図面で、設計の意図を示す為の図面です。
一般の方々の目に触れることが多いのは設計図です 。
それに対し、施工図は施工者さんが作成する図面で、
設計図から色々な情報を読み取り、実際に工事をするために必要な寸法などが
細かく記載されている図面です。
そこで私たちの仕事の中に、「施工図チェック」というものがあるわけです。
設計図と照らし合わし設計図通りになっているか、
設計意図が反映されているか等をチェックしていきます。
施工者さんが施工図を書くことで、設計図に間違いがないか等を事前にチェックができますし、
設計者(監理者)がそれをチェックすることで、施工者さんの図面の読み間違いがないか等のチェックができます。
工事が始まる前に、何重にもチェックがはいるわけです。
「設計図が間違っていて納まらなかった!」
「施工者さんが間違って勝手につくっちゃった!」
なんて事態を未然に防ぎます。
建築家の大切な仕事のひとつ―「施工図チェック」です。
今日はカフェ当番の合間を縫って、施工図チェックが少しだけできました。
左が私たちの設計図、右が施工図です。
工事に遅れを出さないためにも、どんどんチェックしていきます。
andfujiizaki一級建築士事務所
井崎恵
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