ソチ冬期オリンピック

オリンピックも今日の閉会式で閉幕となります。私に限らず寝不足気味で、オリンピック疲れを
感じている方は、多いはずです。

メジャーな競技はもちろん楽しみですが、普段はあまりTVで放映されない競技を見る機会でもあり、その競技で活躍する選手を知るよい機会でもあります。
今回のソチオリンピックの中で私の中で新たにステキ～！と思った競技が「アイスダンス」、そしてすごすぎる！！と思った競技が「滑降」でした。

日本では、フィギュアの男女シングルばかりが、選手層の厚さのためか人気がありますが、アイスダンスの金賞をとった、デイビス/ホワイト組はスポーツであることを忘れてしまうぐらい、うっとりしました。本当にスケートだからこそのスピードと流れがあり、優雅で、美しかったです。日本で競技人口が増えないのは、指導者が少ないせいもあるだろうけど、とても残念に感じます。

そして度肝を抜かれたのは滑降、長さ約4km、標高差800～1100mのコースを時速100km以上のスピードでかっ飛ぶということ。毎回、同じコースを降りてくるにもかかわらず、なぜか毎選手の滑りを、見ていることができなくなり、その迫力に圧倒されます。
日本ではソルトレイクオリンピック以来、コースの確保等の問題から、全くなくなってしまったらいしと聞くと、見慣れていないのも納得がいきます。

今回のオリンピックでも、いろいろな感動や驚きをたくさんもらいました。
そこで・・・自分にも立ち返り、建築はスポーツとは異なるものの、私も人に大きな感動でないにしても、気持ちがよいとか、美しいとか、使いやすいなどのじわじわと感動を感じてもらえるような仕事をしなければと思うのでありました。